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【二段監修】将棋中級者におすすめ戦法7選【上達のコツは勝手読み防止の3手詰将棋】

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[st-kaiwa1]将棋初心者は脱していると思うけどなんか強くなれないなぁ。おすすめ戦法とか上達のコツ、あとやっぱり詰将棋は必要なのかも教えてほしい。[/st-kaiwa1]

 

将棋における中級者とはたくさん定義があります。今回は中級者のこのサイトでの定義を確認して、中級者の上達方法をわかりやすく解説してみました。

これを読めばあなたが何をすべきか道筋が見えようになります。

 

 

目次

このサイトでの中級者の定義とは

いままで初心者、中級者、上級者の定義について触れる機会がなかったので中級者の定義をしっかりさせたいと思います。

中級者といってもいろいろありますよね。

たとえば将棋倶楽部24の中級者10級~3級あたりまで、将棋ウォーズ10級~3級の方、地元の将棋道場の10級~3級あたりまでと・・・。そのツールや場所によってさまざまだと思います。

このサイトでいう中級者の定義ですが、将棋ウォーズの10級~3級が該当します。

イメージとしては将棋のルールも覚えたし動かし方もわかってきた、得意戦法のさわりの定跡はわかる、手筋も問題として出されたわかるよ・・・実戦ではあまりできないけどね。くらいの人たちが中級者です。この「もあもあ」っとした表現でいいのかわかりませんが、要するに初心者ではないと思っている人たちがここに当たります。

しっかり定義するといってあいまいですいません(笑)


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将棋中級者におすすめの戦法7選

将棋中級者におすすめの戦法は7つあります。

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  • 四間飛車
  • 三間飛車
  • ゴキゲン中飛車
  • 右四間飛車
  • 棒銀
  • 右玉
  • 風車

[/st-mybox]

なぜおすすめなのかや、詳しい戦法内容を順番に解説していきます。

 

 

四間飛車【将棋中級者におすすめの戦法①】

将棋中級者におすすめの戦法の代表格は四間飛車です。

おすすめの理由は、四間飛車の入門書や使い手も多くプロの実践譜が多いので覚えやすいから。

将棋放浪記【プロ棋士】こと藤森先生の動画でも四間飛車を動画で解説しているので参考にしてください。

 

四間飛車を得意戦法にしていきたいと考えているのなら、藤井猛先生の四間飛車指南書である『四間飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋塾)』『四間飛車を指しこなす本〈2〉 (最強将棋塾)』の2冊がおすすめです。

おすすめな理由は超絶わかりやすいから!!全部で3巻までありますが、2巻までで四間飛車の急戦と持久戦の対策ができます。3巻は藤井システムの内容が入っていてやや難しいので1巻、2巻で対応できなくなってきたら購入を検討でOK。

 

1手ずつ解説してくれるので一問一答形式を解いているようにスラスラ読めます。駒と盤で並べる必要もありませんので特にお勧めです。

 

 

また四間飛車の棒銀対策や右四間飛車、持久戦の大体の概要がさらりと読めるのが、初級者初心者向けの定跡書で定評がある藤倉先生のよくわかる四間飛車がおすすめです。

四間飛車対原始棒銀の内容や四間飛車対右四間飛車の基本的な内容を網羅しているのでまずはこの本から読んで『四間飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋塾)』『四間飛車を指しこなす本〈2〉 (最強将棋塾)』に進んで行けばばっちりですよ。

 

[st-kaiwa2]四間飛車は覚えたいけど本を買う前に自分合うか試したいんだよなぁ。[/st-kaiwa2]

上のように思っているあなたは私のブログ内でも四間飛車の定跡を解説しているのでぜひ参考にしてください。

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#f8fcfe” bordercolor=”#def1f9″ bgcolor=”#f8fcfe” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

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三間飛車【将棋中級者におすすめの戦法②】

三間飛車は将棋中級者に特におすすめの戦法です。

おすすめな理由は四間飛車は右四間飛車、居飛車穴熊といった天敵が多くて指しにくい印象を受けるから。

将棋初心者なら四間飛車でも十分美濃囲いの堅さを活かして勝ちきれるのですが、中級者~上級者にかけては四間飛車が難しくなってくるのです。

そこで私が目をつけたのが三間飛車。三間飛車のメリットはたくさんありますが下のとおり。

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  • 急戦に強い
  • 三間飛車対策をしていない中級者が多い
  • 穴熊へのトマホークやかなけんシステムが面白い

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[st-kaiwa5]私が三間飛車党なのでえこひいきです笑[/st-kaiwa5]

 

そして三間飛車は最近プロ棋士でも指されているので評価されなおされている印象ですね。

 

三間飛車を今すぐに始めたい人は下の本がおすすめ。

急戦や持久戦と対居飛車の概要をつかみたいのであれば、『三間飛車戦法―軽快に豪快に一気に寄せきる (将棋必勝シリーズ)』『これだけで勝てる 三間飛車のコツ (マイナビ将棋BOOKS)』がよいかもしれません。基本的にこの2冊を読めば急戦や持久戦に対応できますね。はじめはこの二冊で十分かもしれません。

 

[st-kaiwa2]三間飛車は覚えたいけど本を買う前に自分合うか試したいんだよなぁ。[/st-kaiwa2]

上のように思っているあなたは私のブログ内でも三間飛車の定跡を解説しているのでぜひ参考にしてください。

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#f8f8ff” bordercolor=”#a9a9a9″ bgcolor=”#f8f8ff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

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相振り飛車対策は下の2冊がおすすめ【将棋中級者振り飛車党の特効薬】

四間飛車にしろ、三間飛車にしろ、ゴキゲン中飛車にしろ、振り飛車を指すなら必ず相振り飛車の対策が不可欠です。

そこでおすすめしたいのは下の相振り飛車の本。

 四間飛車の使い手で有名な藤井先生の相振り飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋21)が秀逸です。少し内容が詰め込みまくってて、初心者には難しいかもしれませんが、丁寧に作りこまれているので1巻だけでも十分読むに値します。

相振り飛車での攻方を知りたいのであれば、相振り飛車での石田流の攻め方を丁寧に教えてくれる戸辺誠先生の石田流を指しこなす本“相振り飛車編” (最強将棋21)がおすすめです。いわゆる戸辺攻めで有名なので攻め筋がわからなくて方針がつかめないということがなくなると思いますよ。

ゴキゲン中飛車【将棋中級者におすすめの戦法③】

ゴキゲン中飛車は飛車を真ん中に振る振り飛車ですが、その最大の特徴は振り飛車で角道を閉じないこと。

[st-kaiwa2]振り飛車は受け身になりがち[/st-kaiwa2]と悩んでいるのなら攻めっけ100%のゴキゲン中飛車がおすすめです。

ゴキゲン中飛車がおすすな理由は2つあります。

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  • 先後両方使える
  • 主導権を握りやすい

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ゴキゲン中飛車は先に自分から飛車を5筋に振るので非常に誘導しやすい戦法です。

[st-kaiwa1]え?何この指し手・・・意味わからん。[/st-kaiwa1]と中級者がなりがちな定跡を見失うということも少ないです。

基本は中央での戦いや向かい飛車からの逆棒銀を狙えば攻めてや指し手に困ることはありません。

 

 

ゴキゲン中飛車を始めようという人は超速と一直線穴熊への対策は必須。

なので超速や一直線穴熊を対策している『中飛車の基本 ゴキゲン中飛車編 (最強将棋21)』は必読の棋書と言えますね。

ゴキゲン中飛車を主戦法に据えようと思っている将棋初心者の方には少し内容が難しいのでまずは『よくわかる中飛車』→『中飛車の基本 ゴキゲン中飛車編 (最強将棋21)』と読むとより理解が深まるでしょう。よくわかる中飛車』に関しては『将棋初心者におすすめの入門書のよくわかる中飛車のレビューをしてみた』でふれているので参考にしてみてくださいね。

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右四間飛車【将棋中級者におすすめの戦法④】

右四間飛車は相手にすると最悪ですが自分が使うとめっちゃ気持ちのいい戦法です。

将棋中級者でも四間飛車をしたら右四間飛車がくるから嫌だという人がいるくらいなのでそれならいっそうのこと右四間飛車を自分で使ってしまえばいいという発想です。

棒銀【将棋中級者におすすめの戦法⑤】

棒銀は将棋初心者から中級者、高段者までこよなく愛される戦法です。

大きく戦法的には居飛車系で言えば相掛かり棒銀、角換わり棒銀などなど言い方はありますが基本的な棒銀の攻め方は変わらないので応用力があるともいえます。また居飛車だけでなく振り飛車にもすべて棒銀で対抗できるので基本でもあり応用が聞くという棒銀さえ極めればどの戦型でも戦えるといっても過言ではありません。

 

右玉【将棋中級者におすすめの戦法⑥】

基本的にはここまで説明した5つがいいのですが、やはり変わり種が好きというあなた。

人とは違う定跡を勉強して自分の土俵で戦いのなら右玉がおすすめ。

一昔前なら右玉はバランスが取りにくく指しにくいというイメージでしたがソフトの台頭で見直されてきて定跡書も多数発売されてきているので勉強しやすくなってきています。

 

また初級~中級くらいの棋力ならまず右玉を使ってくる相手がいないので自分だけが右玉の定跡を知っているという定跡知識で優位に立てます。

あとは終盤力で勝負に持っていけばこっちのものですね。

ちなみに最近発売された右玉の本は全戦型に対応しているなんでも右玉がおすすめ。まんべんなく解説しているので入門書にはもってこい。

 

右玉をプロ将棋で多様している棋士の青島未来先生が出している本も参考になります。どのような方針でどういう攻め筋を狙うのか狙い筋は何?という方にはおすすめの一冊です。

対振り飛車への右玉の定跡を深く学びたいなら下の本がおすすめです。この本でしか解説していない定跡も多数あるので読んで損はありません。むしろ読まないほうが損するかも。

風車【将棋中級者におすすめの戦法⑦】

風車とは玉と飛車の位置がくるくる回ることから命名された戦法です。

基本的にはカウンター狙いの将棋になりますしプロ棋士間でもほとんど指されないため対策が難しい戦法=自分の土俵で戦いやすい戦法といえます。

引用:将棋連盟

ただ、定跡書がないため勉強が非常にしにくく、プロ棋士でも伊藤果先生くらいしか使い手がおらず定跡書も下の中古で激高な本くらいです。

むしろ将棋連盟の風車コラムが序盤定跡の参考になります。

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#f8f8ff” bordercolor=”#a9a9a9″ bgcolor=”#f8f8ff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

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将棋中級者が定跡書で無料で強くなる方法【棋書や将棋本を無料で読む方法】

[st-kaiwa1]とはいえ将棋の本をたくさん買うのはけっこうお金がかかるからなぁ[/st-kaiwa1]と感じる人も多いですよね。

そんなあなたに1ヶ月間将棋本500冊を無料で読む方法があります。

その方法は、Amazonが提供するKindle Unlimitedを利用する方法です。

KindleとはAmazonの提供する電子書籍で、Kindle UnlimitedはKindle本が読み放題になるサブスクリプションのことです。

 

最近発売された棋書はさすがにKindle Unlimitedのラインナップにはないですが上記で紹介した一部の本もKindle Unlimitedに含まれているので本を買うよりかは月額980円のKindle Unlimitedを利用する方がお買い得です。

また、いまならKindle Unlimitedが1ヶ月無料キャンペーンもしているのでこの機会に使わないと損です。

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[st-kaiwa5]正直、将棋本って買って少し読んであとは放置ってことが多いから将棋本を買うよりはKindle Unlimitedを1ヶ月利用して短期集中して定跡を勉強したほうが損しないかもです。[/st-kaiwa5]

 

 

中級者における上達方法は3手詰めがおすすめ

前置きが長くなりましたが、中級者の上達方法は以前触れました。

>>初級・中級・上級でここまで違う読みの深さ、広がり!

避けようとしても避けれませんので、いいますが、
中級者の上達方法は3手詰将棋です。詰将棋ではありません。3手詰めです。

この段階の人は3手詰めをマスターすれば自然と上達していきます。

 

3手詰めをする理由

この3手詰めをマスターする理由は、読みを正確にするためです。
単純ですが、重要なのでより詳しく説明します。

中級になると、定跡をある程度覚えていますが、しっかり1手1手の意味を覚えているわけではありません。これは自分だけでなく、相手もです。そのため、すぐに定跡型から離れます定跡型から離れた未知の局面で試されるのは、読みの深さ・正確さです。

しかし、中級者は読みの深さも正確さもありません。もっというと中級者は読みが正確ではありません。直線的な読みであれば深さがあるとは思いますが、正確ではありません。
要するに、「勝手読み」が多いのです。
この「勝手読み」を撲滅しなくてはいけません。

 

 

勝手読みとは

勝手読みとは、自分の都合のいいように局面を読むことを言います。

先の記事でも触れたとおり、下の局面において、まっすぐに読むことは可能です。

2016-11-24n

 

2016-11-24a

2016-11-24b

よし詰んだとおもったでしょ?

これ詰みませんよ?

2016-11-24c

 

 

この局面で確認したいことは、勝手読みしていないかです。
ここで正確に読み込めた方は、手筋や定跡等をより勉強すれば自然と昇級できます。

逆にいえば、ここで勝手読みをしている人は3手詰めさえマスターすればすぐに上達します。

 

もう一度いいます。

 

あなたは上達(昇級)できる!!

 

 

将棋の基本の上達方法は3手読み

勝手読みはだめだといいましたが、基本に立ち戻ります。
将棋の基本は「3手の読み」です。将棋界での決まり文句です。

3手読みは、自分が指して、相手が指して、自分が指すというのを読むことです。
ただこれだけのことがとてつもなく難しいのです
なぜ難しいのか。

変化が多いから難しいのです。

あなたがだめのではなく、将棋というゲームが難しいから勝手読みしてしまうのです。

3手読みができないのではないです。将棋が難しいから3手読みができないだけです。

じゃあどうすればいいのか。だから3手詰めをするのです。

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勝手読みをなくすには3手詰め

将棋は難しいので、3手読みをするのが難しいといいましたが、将棋が難しいのなら、簡単にすればいいのです。

将棋より簡単に3手読みを練習できるのが、3手詰め将棋です。

実際にみてみましょう。
下の局面を見てください。

2016-11-24s

先手の指し手は当然▲5三金ですね。

2016-11-24a

ここでの相手の変化はいくつありますか?

△4一玉、△5一玉、△6一玉の3通りしかありません。

2016-11-24d

2016-11-24c

2016-11-24b
どれも頭に金をおいて終わりということもすぐ読めたと思います。

ほらあなたは3手読めるのです。

 

 

では次に行きます。
下の局面を見てください。

2016-11-24a

まずこちらの指し手から・・・・あれこれむずくね?笑
当然です。難しい問題をあえてピックアップしてます。(管理人も難しいという罠(笑))

まずこちらの指し手からですが、選択肢がたくさんありますね。詰将棋なので王手をしなくてはいけませんが基本的に盤上の駒を動かしても逃れ(のがれ)筋です。

▲2三に角や銀が成るのは、

2016-11-24e

△同飛で詰みませんし

2016-11-24f

▲2一角成も

2016-11-24g

△3三玉で詰みません。

2016-11-24h

初めに戻ります。

2016-11-24a

この局面では

2016-11-24b

初手の正解は、▲3三銀と銀を捨てるのが好手です。

相手の指し手は何通りありますか。
飛車を動かすなら、△同飛(3三飛)

2016-11-24i
玉を動かすなら、△3一玉、△1二玉、△同玉(3三玉)

2016-11-24g

2016-11-24e

 

2016-11-24c

4通りになっています。
それぞれについて解説していきます。

飛車で3三の銀を掃う△同飛は

2016-11-24i

▲2一角成で詰んでいます。

2016-11-24j

先ほどまで逃げれたのですが、3三に飛車が邪魔して逃げれなくなっています。

 

玉を動かす△3一玉は

2016-11-24g

▲2一銀成で詰んでいます。

2016-11-24h

玉で端の銀を取ってしまう△1二玉には、

2016-11-24e

遠くから桂馬が跳ねる▲2四桂馬で詰んでいます。

2016-11-24f

 

最後に玉で打たれた銀を取る△同玉(3三玉)は考えてみてください。

2016-11-24c

▲2三角成で詰んでいます。

2016-11-24d

このように詰将棋は一つ一つ正確に読まなくては詰みません。

最初の局面に戻ります。

2016-11-24a

この局面で玉の後ろから▲31銀打とした人は、

2016-11-24o

△3三玉と逃げて

2016-11-24a

▲2三角成で詰んでいると読んだはずです。

2016-11-24b

しかし、△3二玉からの角を取られる筋を読んでおらず、

2016-11-24c

△3三玉と取ってくれると勝手読みしていますし

 

 

初手を▲2三銀打ちと読んだ人は

2016-11-24f

 

△3一玉、▲2一銀成と読んだはずです。

2016-11-24k

2016-11-24l

△3三玉と逃れ筋を読んでおらず、

2016-11-24l

△3一玉と逃げると勝手読みしているのです。

 

 

実戦と違ってわかりやすいですよね。
間違えたら詰みませんので。

 

 

勝手読みをなくすには3手詰めをするのが一番手っ取り早いです!

 

<p style=”text-align: center;”>[st-mcbutton url=”https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/signup?tag=hachimitsusho-22″ title=”Kindle Unlimitedへ登録する” rel=”” webicon=”” target=”” color=”#fff” bgcolor=”#43A047″ bgcolor_top=”#66BB6A” bordercolor=”#81C784″ borderwidth=”1″ borderradius=”5″ fontweight=”bold” fontsize=”120″ width=”90″ webicon_after=”st-svg-chevron-right” shadow=”#388E3C” ref=”on” mcbox_bg=”#fafafa” mcbox_color=”” mcbox_title=”将棋本を無料で500冊読める” beacon=””]<a href=”https://hachimitsushogicafe.com/kindle-unlimited”>Kindle Unlimitedで将棋本を読む方法をみる</a>[/st-mcbutton]</p>
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まとめ

3手詰をなぜしなくてはいけないかわかりましたか。
勝手読みをなくせば確実に上達しますし強くなれますよ!
あ、さっきやった難しい詰将棋はやらなくていいです!
めちゃくちゃ簡単な3手詰将棋からやりましょう!

ちなみによく推奨される感想戦はまだしなくていいと思います。
実戦は自分で振り返っても何が正解かわかりません。将棋ソフトを使ってもソフトが示す手がなぜ正しいのかわかりません。なぜなら棋力が違いすぎるから。

詰将棋はわかりやすいです。
正しければ詰むし、間違えれば詰みません。
どうでしょうか。

詰将棋のほうがシンプルでわかりやすく、将棋のほうが複雑で難しいですよね。

難しいことはやめて簡単なものをやって将棋に上達するのがいいですよね!

繰り返しになりますが、まずは簡単な3手詰めからやっていきましょう。
すっごく簡単なものからやって強くなったと錯覚するのも自信がついていいと思います。
なにより解けるのが楽しいですし!少しでも難しいと思ったらその本はあなたには向いていません!

簡単な3手詰将棋の本はまたの機会に紹介します!ご期待を!

[box06 title=”あわせて読みたい”]

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