将棋初心者が将棋を上達するのに必要なことって結局何なのか。
そこが永遠の命題であることは間違いないですよね。将棋の普及に欠かせないことはすでに将棋を知っている人への普及もそうですが、まず将棋をしていない人たちまたは将棋をはじめたばかりの人達にいかに将棋に熱中してもらえるかです。
将棋の勉強って難しいってイメージが強くて、将棋をやめていく初心者も少なくないでしょう。
そんな将棋初心者の皆さんに朗報です。管理人が初心者がいかにして強くなるかを簡単に解説します。
基本的に簡単なことしか書かないように心掛けたつもりですが、難しいという場合には是非ともクレームのコメントをお寄せください。
では始めていきましょう。
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将棋初心者がやるべき3つの上達方法
将棋が上達するのに難しいことはいらないのです。なるべく簡単なことをして強くなるのがベストです。
では管理人が将棋初心者におすすめする上達するための勉強方法を紹介します。
以下の3つが将棋初心者がやるべき上達方法です。
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- 1手詰め将棋を解く
- 使う戦法を固定する(得意戦法を作る)
- 3手詰め将棋を回答を見ながら覚える。
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順番に説明しますが、基本的には書いてあることまんまです。
1.1手詰め将棋を解く
将棋初心者にとって一番難しいことは相手の王様を捕まえるという将棋の終わり方です。だから1手詰め将棋を解くことを推奨するわけですが、それではあまりに乱暴なので丁寧に解説していきます。
ここが一番難しいのです。ただ相手の王様を捕まえるだけといっても将棋のプロ棋士でも難しいので当然なのですが、将棋初心者にとってはより理解しがたい概念です。
たとえば下の図を見てください。
上の図の局面は将棋の1手詰めの中で一番簡単な詰め将棋といっても過言ではない1手詰め将棋です。
1手こちらが指すだけで相手玉は詰んでいます。
答えは簡単ですね。
先手▲5二金打まで
そうです。答えは相手の玉の頭に金を打つ▲5二金打です。これで相手の王様は詰んでいます。
さて、ここで重要なのは答えがわかることではありません。
何が重要なのか。詰みという概念がわかっているか否かということです。
「あーこれ相手の王様の頭に金打って詰んでるな」と考えられた方はいいのですが、
「うん?詰将棋?どういうこと?」となっている人が混ざっているはずです。
その人たちに一番伝えたいことが詰みの概念です。詰みの概念というと難しいですが、1手詰みとはどういう状態かを確認しておきたいのです。
1手詰みとは、簡単に言えば次でどこにどう逃げようとも王様が取られてしまう状態のことを言います。
ここがまずわかっているか確認してください。
ではもう一度将棋の局面図に戻ります。
上の図を確認してください。先ほどと同じような局面ですが、これは詰むでしょうか。
数手進めてみましょう。
さて、ちゃんとわかりましたか。
先ほどと似ていますが今回は相手の王様が銀の脇を通り過ぎて詰みませんでした。
もう一度確認します。
1手詰みとは、相手の玉がどこに逃げようとも何をしようとも、相手の玉を捕ることができる状態をいいます。
そしてこれは実戦で覚えるにはあまりにもいろんなバリエーションがあり、自力で1手詰みの形を覚えるのは非効率です。ではどうするか。
1手詰みの形を覚えてしまえばいいのです。
幸いなことにいろんなバリエーションがあるとはいえ、1手詰みの形には限りがあります。
将棋の駒の動き種類は、成駒も合わせて10種類しかありません。
そして1手詰みの詰将棋はネットで検索すればたくさん出てくる上に、将棋の詰将棋本も多数発売されています。
それを活用すればすぐにマスターすることができます。
将棋の最後の最後の終わり方を知っているのと知っていないのとでは上達の速度が違います。
また、1手詰め将棋をすることで将棋の終わり方をマスターできるほかに、副産物として将棋の駒の動きを理解することができます。上で確認したように金は上部への動きに隙がないため相手の王様を捕まえることができましたが、銀は両脇が甘いため相手の王様を逃がしてしまいました。
このように将棋の駒の特性を理解するのにも1手詰めは効果的なんです。
どうですか、まず1手詰みからマスターしてみませんか。
1手詰めの本について記事を作っているので参考にしてみてください。
本を買わずに無料で強くなりたいという方には1手詰め将棋のアプリをこちらで紹介しています。
>>将棋初心者におすすめの無料で上達できる1手詰めの詰将棋アプリ3選!
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2.使う戦法を固定する(得意戦法を作る)
こちらも将棋初心者の方がまず聞くであろう上達方法です。
管理人が説明するまでもないと思いますが、僭越ながら説明させていただきます。
将棋初心者になぜ得意戦法をオススメするのか。
その心は将棋が難しすぎるからです。ちょっと漠然としすぎですね。
将棋初心者は何を指していいのかわからないから、将棋の得意戦法を作れというわけです。
当然ながら管理人も将棋初心者の頃何を指していいのやらわからずテキトーに指していました。
このテキトーに指すっていうのが将棋の上達を妨げる最たるものです。
魂を込めろとまでは言いませんが、将棋のゲームの性質上、1手ずつしか指せませんので、その1手1手に自分なりの意味を込めて指す必要があります。
しかし、将棋初心者に自分なりに考えて意味の込めた1手を指せといっても難しいわけです。
ではどうするか、将棋初心者はまず使う戦法を固定してその戦法の狙いや囲いを理解することから始めましょう。
先人たちが作り上げてきた戦法を介して将棋の1手1手の意味を知ることが上達への近道なのです。
下の図を見てください。
上の図は何気ない将棋のオープニングです。
ここで、将棋を初めてする人がたまたま指した▲7六歩と、指し手の意味を知って指す▲7六歩の間には大きな壁があるということです。
以前に初手▲7六歩の意味について解説していますが、将棋の1手の意味を知ることが将棋初心者が上達するうえでの近道になるのです。
将棋初心者がわからない中で、将棋をテキトーに進めて強くなるわけがないのです。
強くなるには将棋がどういうゲームなのか理解して、その1手に意味を込めていくことが上達を早めます。
そして1手の意味を込めるための最短コースが戦法を固定すること(得意戦法を作ること)です。
なぜ、戦法を固定するかというと何度も同じ局面を見ることで1手の意味を理解しやすいからです。
また、将棋は自分の知っている局面で戦うことで勝ちやすくなります。
自分の土俵で戦うのが勝ちやすいです。アウェーよりホームで戦うほうが戦いやすいはずです。
また、戦法を固定することで、相手からのさまざまな戦法、対抗策への対応もしなくてはならなくなります。
例えば、四間飛車を指すのであれば、居飛車の対抗系はもちろんのこと、序盤早々に四間飛車にできず相振り飛車にされることもあるでしょう。
棒銀であれば、将棋の純文学といわれる矢倉になることもあれば、相手に飛車を振られて振り飛車対抗系の将棋にされることもあるでしょう。
相手の形を気にせずに自分の陣形を見ているだけで、勝てるほど将棋は簡単ではありません。
相手の形、相手の1手の意味を理解し、対応することが求められるのです。そうした繰り返しをしているうちに気付いたら上達しているのです。
オールラウンド、オールラウンダーという言葉に振り回されてむやみやたらに指すよりも、一つの戦法に絞って指すほうが上達を早めます。
将棋初心者はまず戦法を固定(得意戦法を作り)しましょう。
戦法を固定するのに参考に下の記事等を見てみてください。
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3.3手詰め将棋を回答を見ながら覚える。
将棋初心者の鬼門といえば3手詰め将棋です。
いえもっと言えば将棋初心者の鬼門は「3手の読み」です。
そして3手読みができていればこんな記事読んでないはずです。3手読みができる人はもっと詰将棋をやれば確実に上達します。1手詰めと3手詰めを重点的にやってみてください。
そして3手読みができない人はこの項のタイトル通りです。
3手詰め将棋を解くのではなく、問題を5秒ほど見てすぐに回答を見るのです。
なぜ見るかって?そんなもん、わからないものを考えてもしかたないからです。
まず「将棋は3手の読み」を覚えるより前に、3手を読めるようにならなくてはいけません。
将棋初心者の頭にはまだ、将棋の3手読みをする思考回路が出来上がっていません。
そんな人たちにまずは3手詰めを覚えないと話にならないといっても将棋をやめていく人ばかりになってしまいます。
もっとハードルを下げて上達していきましょうよ。
将棋初心者の頭に、将棋の3手読みの思考回路を作るには、3手詰めの問題の解答を見るのが一番手っ取り早いです。
定跡書を読んでもいいのですが、将棋の定跡は変化の量が膨大なうえで将棋初心者には9×9の81マスに駒が散りばめられている状況は情報過多です。
まずは簡単な詰将棋をやるのが一番手っ取り早く3手読みの思考回路を作り上げることができます。定跡のように答えがないものより詰将棋は答えがあるのでわかりやすいです。
では具体的にどのように3手詰め将棋の解答を見て覚えていくか見ていきましょう。
やり方は簡単!5工程です。
1.3手詰みの詰将棋を目の前に用意します。
2.3手詰みの詰将棋の問題を5秒ほど眺めます
3.3手詰みの詰将棋の解答を見る。
4.初手が何か、そのあと相手の対応方法は何か、最後にこちらが何をしたら詰みになるかを確認する。
5.次の問題へ
これであれば早ければ1問1分、遅くても5~10分ほどで1問終わると思います。
1日に5問ほどやればOKだと思います。問題数で決めるとやる気が出ない人は10分と時間の方で決めるといいと思います。それでもやる気がでない人は・・・実戦かな(笑)
まずは3手の読みの思考回路を作ることが重要です。
目で見て3手を読み続けていくうちに、問題を見れば駒が動き出す現象を体感すると思います。
※駒が動き出す現象は、表現しにくいですが、詰将棋の問題を見ると自然と駒が動き出して最終手までパチパチと駒が流れはじめます。その感覚は人それぞれかもしれませんが、1手詰め、3手詰めの問題を見てパッと答えがわかる状態にするのが理想です。
そうなればもうこっちのものです。
3手の読みの思考回路を作れれば、その手数を少しずつ伸ばしていけばいいのです。詰将棋であれば5手詰めが5秒ほどで解けるようになれば初段にはなれます。5~7手の読みの思考回路を作ることができれば実戦でも読みが簡単に入れられるようになります。
まとめ
今回は将棋初心者も初心者向けに将棋を上達するうえでやるべき3つのことを紹介しました。
まずは疑わずに上記の3つを実戦してみてください。やるべきことがわかればあとはやるだけです。
やらなければ停滞するだけです。やれば明日にはライバルにも勝てるようになることでしょう。
難しいことはやらずに1手詰めからはじめましょう。
1手詰めは答えが1つしかありません。
1+1=2
そういうことです。
将棋初心者を脱出すれば将棋がどんどん楽しくなりますよ。
それでは今回はここまで!!
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