コツ

圧倒的に効率がいい将棋初心者の定跡の覚え方、勉強法!上達のコツ!

将棋をしていると序盤の定跡を知らないがために相手の策略にはまってボロボロと駒を取られて負けてしまったという経験はありませんか?

 

ひよっこ
ひよっこ
・・・あるね。序盤で指し手がわからずもたもた指していると相手はノータイム指し。そして負かされるもんだからイライラも募るよね。
ハチミツ
ハチミツ
あーそういう私もそういう経験がたくさんあるよ。でも定跡を少し覚えただけでそういう負け方は減ったかな!

 

そのとおり。実は相手に負けたのは実力の差ではなく、定跡を知っているか知らないかという単純な理由です。

 

確かに読み負けている部分もあるのですが、すでに負けの局面までいってから読みで勝とうとしても勝てませんよね?

 

野球で言えば、12ー0で9回の裏に1人の強打者がいても勝てないのと同じです。

 

どんなに読みや詰みの力があっても序盤で差をつけられてしまっては活かす場面がやってきません。

 

そのためにも序盤で大きな点差をつけられないように定跡を勉強しておくことはとても大切なことです。

 

ハチミツ
ハチミツ
と、偉そうにいっている当サイト『はちみつ将棋カフェ』の管理人のはちみつ(@hachimitsushogi)も実は将棋初心者の頃には定跡を知らずにぼこぼこにやられたことは何度もあります(笑)

 

そこで今回は、圧倒的に効率がよい定跡の覚え方のポイントと実際にどのように覚えたらいいのか、勉強したらいいのかを解説していきます。管理人に独断でおすすめの戦法とそれを勉強するのによい本を紹介していきますね。

4つのポイントを意識するだけ!将棋初心者の定跡の覚え方、勉強の方法!

定跡を覚えるときには意識するのは以下の4つのポイントをだけです。

定跡勉強の4つのポイント
  1. 使う戦法を一つに絞る
  2. 定跡本は自分のレベルに合わせる
  3. 1つの戦法を使っていて避けられない戦法の定跡を勉強する
  4. 先手、後手、居飛車や振り飛車など使う戦法を使い分ける

使う戦法を一つに絞る

まず大前提として、将棋初心者は使う戦法を一つに絞るべきです。
まず自分が使いたい戦法を一つ選びましょう。

たとえば以下のようなものがあります。

居飛車であれば
  • 相掛かり
  • 角換わり
  • 横歩取り
  • 矢倉
  • 雁木
振り飛車であれば
  • 四間飛車
  • 四間飛車穴熊
  • ゴキゲン中飛車
  • 早石田流
  • 石田流本組み、7七角型
  • ノーマル三間飛車
  • 原始中飛車

などなどたくさんありますが、まずは一つに絞るとよいでしょう。

管理人としてはまずは振り飛車の戦法を覚えることをおすすめします。

 

その理由は自分からその戦法に誘導しやすいからです

相居飛車の相掛かりがいい例で、相手が避ければ自分がいくら相掛かりの定跡の勉強をしていても、相手から拒否されれば目指すことができません。

まずはノーマル四間飛車やノーマル三間飛車、ゴキゲン中飛車など自分から誘導できる戦法を使うのがおすすめです。

 

何よりじぶんから誘導できるので強制的にひとつの戦法だけを勉強することに集中できます。

 

そして、最序盤の定跡を少しでも覚えてから実戦を繰り返しましょう。この定跡を覚えてから実戦を繰り返すことが大切です。

 

定跡本は自分のレベルに合わせる

定跡を勉強する方法が特に重要です。

その定跡の勉強方法とは、自分のレベルに合っているもので勉強する方法です。

 

現在将棋の定跡書、定跡本はたくさん出版されています。

しかし、将棋初心者向けに書かれている定跡本って意外と少ないです。

そのため段位者向けに書かれている定跡本をいきなり読もうとしてもちんぷんかんぷんで非効率な定跡の勉強方法、覚え方になってしまいます。

また、定跡本には『初心者向け!』『段位者向け!』と表示されているものも少ないです。

ではどのように自分のレベルに合っているのか確認するのか?

それは簡単です。実際に手にとって読んでみること!内容が自分が悩んでいる定跡や戦法、対策について書かれているか確認することです。

 

実際に読んでみて盤や駒を用意しなくてもスラスラ読めるのであればあなたのレベルに合っています。盤や駒、将棋ソフトを用意しなくては読み進めれない定跡本、定跡書は買わないでください。お金の無駄になります。

自分のレベルに合っているもので勉強するのが一番効率のよい方法です。

 

 

あなたも経験があるのでは?

学校の勉強をするために参考書を買ったものの難しくて途中で投げ出してしまった。もしくはすぐにやらなくなってしまった。

少し難しい、もしくはかなり難しいと思った棋書は覚える前にやめてしまうことが多いので買わないのが正解です。

将棋初心者はまず1手1手丁寧に解説しているものや、原始棒銀や右四間飛車など悩まされている戦法について解説されているものを手に取るのが一番です。

自分の身の丈に合った本を何度も読み込む方が上達は速くなります。

読むのに時間がかかるものは苦痛ですし楽しくありません。スラスラ読めて、実際に自分が悩んでいる戦法を覚える方が楽しいし役に立ちますよ!!

 

 

1つの戦法を使っていて避けられない戦法の定跡を勉強する

上記で紹介したように、1つの戦法に絞って定跡を覚えてから実戦を繰り返していると避けられない戦法があることに気づくと思います。

たとえば先手番であればノーマル四間飛車にできるけれど、後手になると筋違い角にされたり、相振り飛車にされて知らない戦法や定跡に誘導されてしまうという現象です。

 

一つの戦法だけでは通用しないのはわかりきっていることですが、まずは自分で気づかないと意味がありません。

 

1つの戦法を使ってみて避けられない戦法については追加で自分のレベルに合った定跡書を買って補填しましょう。

そうやって今使っている戦法で足りない部分を補って定跡を覚えていくのが効率がよいです。

むやみやたらと居飛車の本を買ってみたり、振り飛車の定跡書を買ってみたりして覚えても覚えれないし役に立ちません。

 

実際に実戦で困っている悩んでいるというのが大切なんです。

 

先手、後手、居飛車や振り飛車など使う戦法を使い分ける

1つの戦法に絞って定跡を覚えていると、どこかで頭打ちになります。

たとえばノーマル三間飛車を先手で指していると後手から相振り飛車(特に後手が三間飛車を使う相振り飛車に誘導される)にされると不利になるということや指しにくいということに気づかされます。

そうなった段階で別の戦法を取り入れるべきです。

 

なにより大切なのはさまざまな戦法をかいつまんで定跡を勉強するのではなく、実際に実戦を繰り返しているうちに気づかされる、もしくは気づくことです。

 

実体験に勝る経験はありません。自分が経験したことが一番勉強になるんです。

 

流れとしては、

  1. 一つの戦法の定跡を覚えてオンライン将棋などで実戦を繰り返す
  2. するとその戦法に誘導できない、、もしくは対応できない戦法と出くわす
  3. 避けられない戦法の定跡を覚えて実戦を繰り返す
  4. すると1つの戦法だけでは指しにくい序盤の定跡や不利になる定跡があることに気づく
  5. 序盤で指しにくい定跡は避けるために新しい戦法を覚える

という流れです。

この流れを踏んで初めていろいろな戦法に手を出すべきです。

 

将棋初心者がいきなりいろんな定跡書を買うのは愚の骨頂です。

 

ハチミツ
ハチミツ
・・・ま、管理人は将棋初心者の頃にたくさんの戦法の定跡本を買った経験があり、無駄な遠回りをしたと思ったのでこのように発信しているわけですけど。、、、、内緒ですよ!!

 

将棋初心者のおすすめの戦法3選!

自分から誘導しやすい戦法として3つの戦法を紹介します。

居飛車党を目指している人もいると思いますが、まずはゴキゲン中飛車かノーマル振り飛車を指すことをおすすめします。

なぜなら自分からその戦法に誘導しやすい上に、しっかりと囲ってから戦うことができるのでしっかりと序盤、中盤、終盤を味わうことができるからです。

 

将棋初心者も段位者にもおすすめのノーマル四間飛車!

将棋初心者に真っ先におすすめしたいのはやはりノーマル四間飛車です。

おすすめの理由は、なにより将棋初心者でも読みこなすことができる『四間飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋塾)』をはじめとした定跡本が豊富なことです。

そして、しっかりと美濃囲いに囲ってから中盤で捌きの感覚を駆使して、終盤には詰ませる感覚や逃れる感覚を勉強しやすいんですよね。

将棋初心者でも1手1手をわかりやすく解説しているノーマル四間飛車の入門書は以下の『四間飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋塾)』シリーズと将棋初心者が悩まされるであろう原始棒銀や右四間飛車を解説している『よくわかる四間飛車』です。これらは盤や駒を並べずにスラスラ読める棋書の代表です。

本当はしっかり駒や盤、将棋ソフトで視覚的に並べたほうが覚えははやいですけどね笑

 

当サイト管理人が大好きな三間飛車!自分の土俵で戦えるから楽しい!

当サイトの管理人がいつもお世話になっている戦法の三間飛車は初心者にもおすすめです。管理人が主に指すのはノーマル三間飛車という角道を塞ぐ指し方で乱戦になりにくく、、相手からの急戦に強いのが最大のメリットです。また、持久戦の穴熊にも独自路線の対策があるので指していて楽しいですよ。

三間飛車も入門書としておすすめなのは、振り飛車御三家とも言われていた大介こと鈴木大介先生がしたためた『三間飛車戦法―軽快に豪快に一気に寄せきる (将棋必勝シリーズ)』が三間飛車の序盤の失敗例から学びながら定跡を学べます。
そして三間飛車の大御所いえばコーヤンの愛称でファンに人気の中田功先生の『コーヤン流三間飛車の極意 急戦編・持久戦編 (プレミアムブックス版)』は1冊で急戦から持久戦まで網羅できますよ。

また、左銀の使い方や急戦への対応のコツ、持久戦での方針などを学べる『これだけで勝てる 三間飛車のコツ (マイナビ将棋BOOKS)』もおすすめです。

 

初心者の頃は中央突破を!段位からは細かい攻めを覚えれるゴキゲン中飛車!

振り飛車は守勢になりやすくカウンターを狙う戦法として積極性がないと思われがちですが、ゴキゲン中飛車は振り飛車が主導権を握って戦うことができます。また中央突破を狙う筋は破壊力満点で初心者には受けきれずに中央突破だけで潰せてしまうことも多いので気持ちいと思います。
段位者になると1手1手の駆け引きを覚えて中央突破だけでなく、逆棒銀や浮き飛車で細かな攻めを繋げる戦いなどもできるようになりますよ。

ゴキゲン中飛車の基本を学ぶにはこちらも鈴木大介先生の攻めまくる中飛車が解説されている『パワー中飛車で攻めつぶす本 (最強将棋21)』や超速や一直線中飛車などの戦法の概要が掴める『これだけで勝てる ゴキゲン中飛車のコツ (マイナビ将棋BOOKS)』などがおすすめです。

まとめ

将棋初心者が定跡を覚えずに実戦を繰り返すことは上達を遅めているだけの無駄な時間です。
少しでも良いので定跡を覚えましょう。それが初段に近づくための最善の『定跡』です。

最速で初段まで上達する『定跡』を覚えてあなたも将棋初心者から速く脱しませんか?