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将棋初心者が1つの特定戦法に固定してやるべき理由とは?上達と勉強方法!

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こんにちは、こんばんわ!
当サイト『はちみつ将棋カフェ』の管理人のはちみつ(@hachimitsushogi)です。

あなたは『初心者のうちは特定の戦法に絞って将棋を勉強した方がいいよ』と段位者や上級者の方に言われたことはありませんか?

そしてそれに疑問を持ったままいろんな戦法をよくわからず指していませんか?

しかし、そのやり方だと将棋の上達を遅めているかもしれませんよ?

  • 将棋初心者だけどいろんな戦法を使いたい!
  • いろいろやらなきゃ自分に合ってる戦法がわからないやん?
  • 結局一つに絞っても上達するスピードは同じじゃね?

上のような疑問を持っている人の為に、今回は将棋初心者が特定の戦法1つに絞って戦うメリットやデメリットなどを紹介していきます。
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目次

将棋初心者が戦法を1つに絞る理由は2つ!

将棋初心者がなんで戦法1つに絞った方がいいのか理由はわかる?

そりゃ、戦法1つにすれば勉強する範囲が狭くなるから?

そのとおり!理由は2つあって、まず勉強が少なくて済むということ!
そして、もう一つは経験が活きやすくなるからだよ!

将棋初段の人や上級者が「四間飛車をまず極めなよ」「なんでも棒銀で対応してみなよ」と戦法を一つに絞るようにいう理由は以下の2つの理由からです。

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  • 勉強範囲が少なくなり勉強が活かしやすい!
  • 実戦での経験がすぐに活きやすい活かしやすい!

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戦法を1つに絞ると対策する定跡の勉強範囲が狭くなる!

まず第一に勉強範囲が少なくなります。

たとえば、私の場合三間飛車が好きなので三間飛車だけに絞った形で勉強しています。

定跡の勉強は、対居飛車急戦、持久戦、相振り飛車、対中飛車(一直線穴熊)対早石田流(左美濃)の少ない定跡の対策で8割方の実戦を網羅出来ると思います。

逆に初心者がいきなりいろんな戦法を使うと、居飛車の場合には横歩取り、角交換系、矢倉、雁木、対四間飛車、対三間飛車、対中飛車などに対応しなくてはいけませんし、振り飛車を使った場合には、逆に対居飛車急戦·持久戦、相振り飛車などなどと沢山のやっかいな戦法に対策をしなくては行けなくなります。

これが将棋始めたての方が将棋本をいろいろと買ってしまう原因かもしれませんね。

まぁはじめにいろいろと試して自分が好きと思える戦法を見つけるのもとても大切ですよ!

このようにいろんな戦法を使うと、勉強をする範囲が一気に広がり、勉強してもしてもすぐに忘れて、また勉強しては実戦ででてこなくてたまに実戦で現れても勉強したことを忘れてしまっているということがおきます。

たくさんの戦法を勉強することは大切ですが、こと将棋初心者の頃にはおすすめしません。

初心者の頃は符号にも弱く定跡書を読むだけでも相当なストレスと時間がかかります。

一言でいえば多くの戦法を勉強することは非効率です。

そこを1つの戦法に絞ってしまえば、とたんに勉強する範囲が少なくなり、勉強がしやすくなります。

あなたは時間を無駄に使いますか?それとも効率良く勉強してライバルに差をつけますか?

実戦での経験がすぐに活きやすい活かしやすい!

定跡の勉強や次の一手をみていても、なかなか実戦に出てこなくて、勉強したはずの局面が出てきても『あーーー勉強した内容忘れた!この手だっけ?どう指すんだ??』となったことはありませんか?

いろいろな戦法を指していると現れる局面のほとんどが『はじめまして!』ということも少なくありません。

ある局面を経験している人と、初めてみる人とでは経験の差が出るのは当然ですよね?

相手は間をおかずにノータイム指しなのに、自分はめちゃくちゃ長考なんですけどつてことも珍しくありません。

逆にあなたが一つの戦法に絞ると現れる局面は経験したことのある局面ということが増えると思います。

また完全に同じ局面ではなくても、経験が活きる局面も増えていきます。

一つの戦法に絞る事のメリットは経験が活きやすいということです。
何度も同じ局面や似たような局面を経験すれば、どんどん精度が上がって行きますよね。
『あ、この局面みたことある』となればしめたものです。

初めての局面でおろおろしてぼこぼこに負けるか、経験した局面で有利に安全勝ちを目指すかあなた次第ですよ。

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将棋初心者が戦法を1つだけにした時のデメリット

1つの戦法に絞ることのデメリットも当然ありますが、あまり気にならないかもしれません。

  • 他の戦法をする時に不安になる
  • 他人の対局を観戦してもいまいちピンとこない

他の戦法をする時に不安になる

一つの戦法に絞っているため、たまに変な戦法に誘導されたり、違う戦法をいきなり使ってみたとき、異常な不安感に襲われます。

あなたは知らない街の知らない道に放り出されたときどう思いますか?

『オラわくわくすっぞぉー』より『え?わかんない···どうしよ!』となる人の方が多いのでは?

なかなか違う戦法を使う機会がないからこそ、慣れ親しんだ道への安心感が大きくなり、知らない定跡、将棋への不安感が大きくなります。

 

他人の対局を観戦してもいまいちピンとこない

将棋道場やプロ棋士の対局を観戦する機会はおのずと訪れますが、1つの戦法の定跡しか知らないため、他人の対局(知らない、戦法や局面)を観てもいまいちピンとこず『?』となることが多いです。

四間飛車ばかりやっていると、横歩取りの将棋を観てみると同じ将棋なのに別のゲームを観戦しているような感覚になります。

さっきまでWBC (野球)を観戦してたけどいきなりワールドカップ(サッカー)の試合を観戦するようなものです。

それが悪いわけではないですが、やはり一つの戦法に絞ると他の戦法への興味が薄れるというのはあると思います。

 

将棋初心者が特定の戦法1つに絞った時の勉強·上達ポイント

将棋初心者が一つの戦法に絞って将棋をする時の勉強や上達のポイントは以下の2つです。

  • 勉強したことをすぐに実戦で試す
  • 感想戦を必ずする

いろんな戦法をかいつまんでやっていると、勉強した内容をすぐに実戦で試すことが出来ませんが、居飛車穴熊を使うと決めたのであれば、必ず穴熊を使いましょう。

穴熊に囲う前に仕掛けられて潰されることもあるでしょう。穴熊に囲ったのに姿焼きにされることもあるでしょう。

しかし、実戦で試すからこそその後で復習した時に、あなたの経験と勉強がマッチしてより深い『学び』になるのです。
それが指し手を指しみ込ませるということです。

 

また、必ず感想戦は 行いましょう。

一つの戦法に絞ることで、その戦法から得られるエキスが沢山出て来ます。

うん?エキス?はちみつかな?

そのすべてのエキスを吸収するには感想戦をするのが一番です。

感想戦によって、自分の悪い癖やどこから定跡から外れたのか、定跡と似た局面は無いかと探しながら復習できます。

感想戦は序盤から中盤、終盤の入り口くらいまでを重点的にしましょう。

詰むや詰まざるやの局面を感想戦することは無意味です。それは詰将棋でいくらでもできます。

 

まとめ

将棋初心者が一つの戦法に絞るべき2つの理由について紹介しました。

デメリットもありますが、それ以上に1つの戦法に絞ることのメリットの方が大きいように感じます。

あなたは非効率に将棋を上達するのか、効率よく最短で強くなりたいのかどちらですか?

最短で上達するためには詰め将棋が最適ですので『最短で将棋が上達する詰め将棋のススメ』も参考にしてみてくださいね。

また、まだ一つの戦法に絞れてないよという方には、管理人が好きな三間飛車四間飛車がお勧めですので参考にしてみてください。棒銀もちゃんと解説していますよ。

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