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目から垂れ歩?将棋の終盤を鍛える詰将棋の効果とメリットデメリットを解説!

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将棋で勝つためには何が必要か?それは簡単なことですよね?

相手より早く玉を詰ませればいいのです。

ただそんな簡単なことが一番難しいものです。

どれだけ優勢や勝勢な局面を築いても、自分の玉が詰まされてしまえばそこで負けです。

[chat face=”syosinnsya.jpg” name=”ひよっこ” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]おれもほぼ相手の駒をとっていたのにトン死を食らったことが数えきれないほどあるわ。[/chat]

[chat face=”hachimitu.jpg” name=”ハチミツ” align=”right” border=”green” bg=”green” style=”maru”]いやいやさすがに駒をけっこう持ってたら詰まされな、、、、詰まされたことあるわ。[/chat]

 

そんな将棋の終盤で負けないように今回は、将棋の終盤力を鍛えると言われている詰将棋の効果や、メリット・デメリット、管理人のやり方、おすすめの詰将棋本を解説していこうと思います。

[box06 title=”あわせて読みたい”]

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詰将棋の6つの効果とは?

詰将棋には以下の6つの効果・効用があります。

[box05 title=”詰将棋の6つの効果”]

  1. 詰みの基本形を覚えることができる
  2. 駒の使い方や特徴が身に付く
  3. どこに何の駒が利いているのかどのように活用できるか発見できる
  4. 第一感力が鍛えられる
  5. 読みの力がつく
  6. 読みが正確になる
  7. 詰むのでは?と詰みの感覚が養われる

[/box05]

 

上記のすべてが将棋の上達のコツである、最短で初段まで強くなるのに必須の能力です。

詰みの基本形である『頭金』『つり桂』は詰将棋をしなくてはなかなか自分で発見するのは難しいです。ある程度指していればこの形で詰むなということがわかるようになりますが、1手詰めの詰将棋があるのだから早々に解いて身に付けてしまうほうが効率がよいですね。

また、1手詰めや3手詰めを解いているとわかってきますが、駒の使い方や駒の特徴がわかるようになります。言葉で桂馬や角の頭が丸いということを知っていてもいざ、実戦になると忘れがちです。しかし、詰将棋で実際に相手玉を詰まそうとするとその特徴が頭に常に入っていないと詰めせれません。

飛車や香などの遠くまで利く駒や銀が斜めにしか利かないことなども詰将棋を繰り返し解くうちに身についていきます。これこそ、詰将棋の効果で、駒の使い型や特徴が身体に自然と身についていくのです。

これと同じく、飛車や角などの遠くまで利いている駒の利きを意識できるようになったり、自分の駒や相手の駒がどこに利いているのか、どのように活用していけばいいのかも無意識に考えられるようになります。

詰将棋を繰り返しといているうちに、不思議なことに詰みの形を見ると、第一感でここに駒を置いて退路封鎖すればいいのでは?や下段に落とせばよいのでは?と第一感が働くようになります。この感覚はその他の定跡の勉強や実践ではなかなか身に付かないものですよね。

 

また、当サイトでも繰り返し伝えていますが、詰将棋をやることによって、読みの力が鍛えられます。別記事の『詰将棋が最短最速で初段になる上達方法!』にまとめているので参考にしてくださいね。

読みの力とは自分が指して相手が指して自分が指すといった3手の読みや5手の読みの力のことです。実戦や定跡の勉強でもこれは鍛えることができますが、3手詰めや5手詰めを繰り返し解くほうが、ノックを受ける守備練習や素振りやティーバッティングを繰り返す打撃練習のように『読みの力』という筋肉を鍛え続けれますよ。くりかえし行うことで読みも正確になるので、相手からの応手もしっかりと考えれるようになります。

最後に当然ですが、相手が詰むんじゃないかという詰みの感覚も鋭くなっていきます。あなたの終盤力、つまりあなたの腰の刀を錆びさせるのか、鋭く輝かせるかはあなた次第ということです。

 

目次

詰将棋のメリットとは?

上記の効果も大きなメリットですが、その他にもいかのようなメリットがあります。詰将棋という勉強法自体についてもたくさんのメリットがありますよね。

 

[box05 title=”詰将棋の7つのメリット”]

  1. 短時間でできる
  2. 答えが明確にあるから迷わない
  3. 一人でもボッチでもできる
  4. 定跡書を読んだり、棋譜を読むスピードが上がる
  5. 受けもうまくなる
  6. 脳内将棋盤ができる
  7. 駒や盤を用意する必要がない

[/box05]

定跡の勉強や棋譜並べでは将棋盤や駒を並べたり、将棋ソフトを起動させたりと手間がかかることもありますが、詰将棋は詰将棋の問題が書かれた本やサイトがあればそれだけで勉強を開始することができます。そのため手間もかかりませんし片付けの必要もありません。これだけでもかなり将棋の勉強というハードルを下げれるのでは?

また詰将棋には必ず詰むというルールがあります。将棋の実戦では『答え』がない局面ばかりです。プロ棋士でもわからない局面が存在しているのですからアマチュアの我々がわからなくて当たり前です。しかし詰将棋は答えがあります!つまり迷ったり悩んだりするのは短時間で済みます。わからないときには答えをみればいいのです。どうせ明日には問題の図を忘れています(笑)むしろ繰り返し解くことで『あ、これは前も見たことのある形だ』と反復練習を行い、局面を覚えるのではなく、読み方や考え方を覚えることが重要ですから。

また、実戦では相手がいなくては実戦になりません。いまやオンライン将棋でいくらでも相手は見つかりますが感想戦をするなら相手とじかに合っているほうがいいに決まっています。でもそれが難しい!、、、、安心してください。詰将棋は一人でも、ボッチでもできます。現に管理人が・・・。

詰将棋には『読みの力』を鍛える効果があることは確認済みですね?読みの力が鍛えられると、実戦だけでなく、その他の上達方法である定跡の勉強、棋譜並べ、次の一手などの勉強が早くなります。読みの速さが鍛えられるので符号にも強くなり、勉強の速度をあげるのにも役に立ちます。

詰ます力が伸びていくと、自然に自玉も詰むのか?という受けや凌ぎに対する考えも鍛えられていきます。自玉の安全度を考えられるようになると必至や詰めろなどをかけられるようになり攻めの幅が広がりますよ。受けの力があがることで攻めの力も伸びるって不思議ですよね。

読みが鍛えられれば、自然と頭の中で駒がぱちぱちと動くようになります。みんながみんなではありませんが、脳内で局面を再現して脳内で将棋ができるようになる脳内将棋盤が作られます。これはリアルに駒や盤がみえる人、今の局面の部分的なものがイメージできるなどさまざまです。将棋のことを考えていたら他のことがみえなくなっているというあなた!事故ったりしないように!やばいかもしれませんよ(笑)

 

メリットばかりな気がしますが、当然デメリットも存在します。

詰将棋のデメリットとは?

あまり言葉にする必要もないかもしれませんが、詰将棋には以下のようなデメリットがあります。

[box05 title=”詰将棋の3つのデメリット”]

  1. つまらない
  2. 続かない
  3. 毎日続けることが必要

[/box05]
何より詰将棋が合わない人には合わないものです。詰将棋が楽しいという人もいれば、単純に読みを進めるだけ、詰ますだけ、数をこなすだけといったことがつまらない人もいるでしょう。強制はしません!やりたい上達方法を実践しましょう(笑)

つまらないから続かない!これも詰将棋の宿命というか運命という感じですね。本当は毎日続ける方がいいってわかっていても、あなたの手が将棋ウォーズや将棋クエストのアプリを起動させているのが私には見えます!見える!見えるぞ!

[chat face=”syosinnsya.jpg” name=”ひよっこ” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]は!!ばれてるだと!!怖っ!![/chat]

管理人的な詰将棋のやり方とは?

つまらない、続かないという人いませんか?

管理人も実は詰将棋が大の嫌いでした。でも今は詰将棋アレルギーが少し軽くなりました。それはなぜか?管理人は解ける詰将棋しかやらなくなったからです。詰将棋がつまらない、続かないのってたぶん『解けない』からだと思うんです。だから解ける問題しか解かなくなったらだいぶ詰将棋への抵抗が薄くなりました。

そして実際に管理人が実践している詰将棋の解き方は『5分できっぱりやめる詰将棋』です。

やり方はいたって簡単です。以下のポイントを押さえて5分間でやるだけです。

  • 5秒で解ける詰将棋の本やアプリを用意する
  • 必ず一番初めから解き始める(前日やった問題でも)
  • 5秒考えて解けないときは答えを見る
  • 5分きっかりでやめる

たったこれだけです。

正直秒数や分数はあなたに合わせた方法でよいと思います。しかし、解ける時間は3秒~10秒ほどの間のほうがよいです。

この5分できっぱりやめる詰将棋の本質はたくさんの詰将棋を解くということです。

たくさんの詰め筋や読み筋に触れさせることで将棋の読みの力や詰め力を鍛えること、そしてなにより、俺TUEEEEE!となってあなたの将棋へのやる気や楽しさを再確認させるためです。

 

たくさん詰将棋が解けると楽しくなることは間違いありませんよね。

 

管理人的におすすめの詰将棋本○選!

1冊で1手詰めと3手詰めを網羅したいという方もは以下の2冊のどちらかをおすすめします。『1手3手の詰将棋 (マイナビ将棋文庫)』『詰将棋一丁目三番地』は私が将棋を始めたばかりの頃お世話になった本です。今は本棚で眠ってしまっていますが、本の表紙はどこかへいき、背表紙もボロボロになっています(笑)

 

詰将棋作家で有名な浦野先生の詰将棋ハンドブックシリーズもおすすめです。現在こちらの5手詰めと7手詰めを毎日解いています。1冊に200問の詰将棋が収録されていて、どの問題も一本道ですらすらときれいに詰む筋が多いのが特徴です。変化も少ないのでうーんと悩んだり手が止まることも少ないので重宝しています。

一癖も二癖もある問題を解きたいという人には『3手5手詰パラダイス 詰みの力を倍増させる200題 (マイナビ将棋文庫)』『爽快!3手詰トレーニング200 (マイナビ将棋文庫)』などがおすすめです。詰将棋パラダイスは有名なシリーズでその中から厳選したものが収録されているのが前者の本、そして後者の渡辺先生が監修されたという爽快シリーズは全く爽快ではないことで有名です。(管理人の中では笑)とにかく変化が多く、見えにくい詰み筋が多いので実戦的には強くなるんでしょうけど嫌になる、つまらない詰将棋の代表格かもしれませんね。

まとめ

詰将棋の効果、メリット・デメリットについて解説しましたが、結局は将棋の上達方法の一つなので自分が楽しい方法で長く続けられるのが良いと思います。

ただ、詰将棋の効果は先ほどもたくさん確認したとおり、定跡や棋譜並べ、実戦すべてに通じるものがあります。簡単でスラスラ解けるものを中心にして毎日5分でいいので試してみませんか?一日一日やるだけで解ける問題数が増えていきますよ。

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