対局をたくさんしているのに強くならないという人!あなたの実戦のたくさんの経験って持ち時間が短い実戦ではないですか?
将棋上達のコツはウォーズやクエストの対局時間が短い実戦をしないこと!
将棋をやり始めたばかりの頃って負けてばかりで将棋が楽しくないと思うこともしばしばですよね?
しかし、将棋の戦法を覚えてある程度指せるようになってくると将棋の実戦が楽しくて楽しくて仕方なくなると思います。
そのような経験はありませんか?
そして将棋ウォーズや将棋クエストなどのオンライン対戦の中でも考える時間がほとんどない3分切れ負けや2分切れ負けなどをたくさんするようになると思います。
実はこれがもっとも将棋の実力を遅くする原因なんです。
今回は将棋初心者がなぜ将棋ウォーズや将棋クエストなどの対局時間が短い実戦をしないほうがよいのかを解説していきます。
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将棋ウォーズや将棋クエストなどの対局時間が短い実戦のメリットとは?
[box05 title=”対局時間が短い実戦のメリット”]
- 隙間時間や暇つぶしにはいい
- 覚えたての戦法の実戦経験を積むにはよい
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例えば誰かと待ち合わせをしていて、早めについてしまった時や、ニコニコ動画などで将棋観戦をしている時の解説が休憩にはいったときやお昼休憩などの隙間時間には実戦を軽くするのに最適ですよね。
時間もすぐに過ぎ去っていきます。
定跡を覚えたばかりの戦法の実戦経験を積むのにはおすすめです。たとえばまだ定跡をしっかり覚えておらず、間違った手を指した時にどう咎められるのかや、ハメ手があるのかなどをチェックするのには短時間で序盤経験をたくさん積むことができます。
将棋ウォーズやクエストなどの2分、3分切れ負けなどのデメリットとは?
対局時間が短い対局のデメリットは数え始めるとキリがないほどでてきます。
[box05 title=”対局時間が短い実戦のデメリット”]
- 指し手が荒くなる
- 考えなしに指すくせができてします
- 中盤での勝手読みが増える
- 終盤での王手は追手が増える
- 時間が溶けるように過ぎ去る
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まず第一に挙げられるというかすべてがこの言葉に集約されますが、対局時間が短い実戦を繰り返していると考えなしに指してしまい、指し手が荒くなります。
たとえば中盤の要所でたくさん時間を使って考えるべき局面でも時間切れで負けてしまうと条件下では、読みを十分にとっていると負けてしまいます。
そのため読みを十分にする間もなく、指し手を決めて指してしまいます。
そうすると自分の読みが早くなったように勘違いしてしまいますが、実は指し手が早くなったのではなく、指し手を考える時間を勝手に省略したり、相手の指し手を勝手読みしてしまう状態に成ってしまいます。
対局時間が短い2分、3分切れ負けをしていると相手も同じ条件でやっているのであまりボロがでません。
しかし、持ち時間が10分や15分の切れたら30秒以内などのある程度時間が十分にある対局で実戦をするとボロがではじめます。
たとえば序盤でもここはこうだろ?と勝手に読んでしっかり読まずに指してしまい、形勢をそこねたり、中盤での重要な局面にも関わらず簡単な読みで指してしまい一気に敗勢になったりといったことが平気でおきます。
あなたは長い持ち時間の対局をして、終盤でたくさんの時間をのこしているのに圧倒的に負けているという状態や、中盤にはいったばかりなのにいきなり負けたという経験はありませんか?
それは実は短い対局時間の将棋をたくさんしたデメリットから来ているかもしれませんね。
まとめ
今回は対局時間が短い実戦をたくさん繰り返したときのメリットとデメリットを紹介しました。
あなたが求める将棋の強さとは短い対局で相手の時間を切らせる将棋の強さでしょうか?
それともしっかりと読みを入れて相手の指し手の上をいく強い指し手を指して美しく勝つ将棋の強さでしょうか。
対局をたくさんしているのに強くならないという人!あなたの実戦のたくさんの経験って持ち時間が短い実戦ではないですか?
あなたの2分切れ負け3局を10分切れ負け1局に変えるだけであなたは初段になれるかもしれませんよ?
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