将棋初心者の皆さんはどのように実戦をしていますか?
- 定跡って知ってますか?
- 詰将棋って知ってますか?
- 感想戦ってしてますか?
実は実戦で強くなるには実戦だけしていても絶対に強くなれません!
まずしなくてはいけないのは定跡を軽く勉強してそれを実戦で試していくことです。
それをしないといつになっても強くなれませんよ?
そこで今回は将棋初心者が定跡を勉強するメリットやデメリットを紹介させてもらいます。
将棋初心者が上達するために必須の定跡勉強
定跡を知らずに将棋を指すってどういうことかというと以下のような状態です。
九九を知らずに3桁の掛け算を解こうとする
バッドを持たずに打席に入る
ボールを持たずにピッチに立つ
要するに『あなたは何してるの?』という状態です。
将棋において、初手から数手の定跡をしっているだけでも随分と様に見えるものです。
素振りの仕方を少し勉強してからバッド振った方がうまく見える。
数学の基礎問題を解いてから応用問題を解く
といった風にある程度『これが型』というものを覚えた方が上達は早まります。
定跡とは将棋初心者が上達するのは早める起爆剤と考えて貰えばいいとおもいます。
定跡を知るメリット
定跡を知ることのメリットは数え切れないほどありますが、以下のようにまとめられます。
- 序盤で無意味な時間を使わなくて済む
- 序盤の一手一手の意味をすることで意思を持った手が指せる
まずはじめに定跡を知らないと序盤で無意味な時間を消費してしまうことになります。定跡はプロ棋士が数多の時間をかけてこれが最善であるとしてきた重みのある手たちなのでそれを勉強すると効率がいいのです。
将棋初心者のあなたがゼロから定跡を生み出していくのと、すでにプロ棋士が整備してきた定跡を勉強するのとどちらが効率がいいかはいうまでもないですよね。
また、定跡は一手一手に意味があります。例えば初手の7六歩という手は大駒である角を活用することの他に、相手が飛車先を伸ばしてきたときに▲6六角や銀で受ける用意をしている意味がありますよね。
何も知らずににその手を指すのと、意味を知って指すのとでは指し手の重みも活かし方も変わってきます。
定跡を知ることはあなたの将棋が濃いものになってくようなものです。
定跡を勉強するデメリット
定跡を勉強することのデメリットはあまりありませんが、強いて言うならば、自分で新しい手を生み出すことが難しくなるかもしれません。
プロ棋士が整備してきたのだからこう指すのが当然と思ってしまいがちですが、最近では将棋ソフトが新手をどんどん出して先人たちが整備してきた定跡が根幹から揺らいでいます。
定跡がすべて正しいと思わずに真っさらな気持ちで自分なりの意思をもって指すことも大丈夫かもしれませんね。
まとめ
今回は定跡のメリットやデメリットについて紹介しました。
基本的には定跡を勉強してそこから実戦を繰り返すことで、あなたの中で定跡が定着してきます。
もし、指していてあまりよくならないと思ったときには定跡にとらわれない自分なりの定跡を編み出しても面白いかもしれませんね。
どうしたら強くなれるか?
結論は、将棋の本を読みまくるしかありません。
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