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【将棋ルール】将棋基礎の縦列と横列の読み方【符号の読み】を徹底解説【駒の動き方】

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【将棋ルール】将棋基礎の縦列と横列の読み方【符号の読み】を徹底解説【駒の動き方】

将棋初心者向けに将棋のルールについて説明していきます。

まず、将棋をするには、将棋盤と将棋の駒を使いますが、まずは将棋盤について説明していきます。

将棋盤には、将棋の駒がどこにあるのかを示す「符号」というものがついています。

符号について説明するためにはまず、将棋盤の縦横をなんと読むのかをしる必要があるので順番に説明していきます。

 

目次

将棋盤の縦横の名前や符号とは

縦を「筋」

横を「段」

と呼びます。

文字だけだとわかりづらいので図にすると下のようになります。

%e5%b0%86%e6%a3%8b%e7%9b%a4%ef%bc%88%e7%ad%8b%e3%80%81%e6%ae%b5

また、筋と段にはそれぞれ番号がついています。

筋は1~9の算用数字を使い、

段は一~九の漢数字を使い表現します。

この番号のことを「符号」と言います。

例えば一番真ん中の地点であれば横から5番目の縦の5番目は「5五」になりますし、

「4三」であれば横の4番目の縦の3番目を指します。図でいえば下のようになります。

%e5%b0%86%e6%a3%8b%e7%9b%a443

 

つまり、2四や4六等の数字は

前の数字が右から何番目を指して、後ろの数字が上から何番目を指しています。

 

この筋と段を使うことで、盤上のどこに何が移動したのかを指すことができるのです。

「符号」とは、将棋盤上の「住所」のことです。

 

自陣と相手陣とは

 

将棋では自分の陣地を「自陣」といい、相手の陣地を「相手陣」と言います。

自陣は、手前から3段目まで。

相手陣は、奥から3段目まで。

それぞれ3段目までと覚えておきましょう。

図で説明すると下のようになります。

%e5%b0%86%e6%a3%8b%e7%9b%a4%ef%bc%88%e8%87%aa%e9%99%a3%e3%80%81%e7%9b%b8%e6%89%8b%e9%99%a3%ef%bc%89

自陣と相手陣は後々説明しますが、相手陣に自分の駒が入ると、「成る」ことができます。

簡単にいうと駒が出世します。もっと簡単に言うと駒がより強い駒に、「進化」します。

 

符号の使い方・書き方

 

先ほども少し触れましたが、符号の使い方についてです。

将棋には先手と後手という考え方があるのをご存知でしょう。符号では先手と後手を表すものがあります。

  • 先手は「☗」のマーク(棋書なら▲)
  • 後手は「☖」のマーク(棋書なら△)

を使用します。

符号の使い方はこの先手後手を表すマークを使い表します。

符号の使い方は

先手の場合には、   ☗7六歩

後手の場合には、   ☖3四歩

などと使います。

上のように先手なのか後手なのかを指す「☗」「☖」が来た後に、

上で勉強した「符号」が来ます。

そのあとに動かした「駒」が来ます。

図で説明すると下のようになります。

%e7%ac%a6%e5%8f%b7%e8%aa%ac%e6%98%8e

イメージしにくいと思いますが、これを覚えないと将棋の定跡書も読めないので覚えてしまってください。

また、当サイトでは先手の☗=▲、後手の☖=△と表記しますのでよろしくお願いします。

 

例えば▲5五角というのであれば

%ef%bc%95%e4%ba%94%e8%a7%92

△2二王であれば

%e2%96%b3%ef%bc%92%ef%bc%92%e7%8e%89

 

では下の図はなんとなりますか。

%ef%bc%98%e4%b9%9d%e9%a6%99

これはそうです。これは先手が8筋の9段目に香車を置いているので、

▲8九香となります。

このように使い方を覚えれば簡単です。

 

将棋の先手(▲=黒)と後手(△=白)の覚え方

 

将棋初心者の方がよくわからなくなるのは先手後手のマークがどっちだったかでしょう。

管理人なりの将棋先手後手の覚え方は少し変ですが紹介します。

先手と後手の「先」と「後」をひらがなにしてみます。

・先手は「せん」

・後手は「ご」

 

これを当て字で、

「せん」=千

「ご」=五

とします。

「千」のほうが「五」より大きい。つまり、「千」のほうが儲かっているので黒字→先手▲は黒と覚えていました。

管理人の覚え方なので、あなたは自分の好きな覚え方をしたらいいと思います。そもそもそのまま黒と白がすんなり入ってきた人は気にしなくて大丈夫です。

棋譜とは

棋譜とは、対局者がお互いの指し手を記録としてのこしたものですが、棋譜は符号が組み合わさってできています。

あなたが将棋ウォーズや将棋倶楽部24等で指した将棋を後々見返すときに

▲7六歩△3四歩・・・等となっているのが、棋譜です。

上達方法のひとつでもある棋譜並べもこの棋譜を再現することで指し手の意味や構想等を疑似体験することで上達していきます。棋譜並べ等の上達方法はまたの機会にお話しします。

実際に棋譜を使ってみる。

言葉で説明されてもわかりにくいと思うので、実際に棋譜を使ってみましょう。

上でも何回か出てきましたが、将棋の一般的な初手は7六歩で二手目は3四歩なのでその2手を実際に初めの局面から再現してみます。画像を見る前に上で習ったことを使いながら、先手or後手、筋と段がどこなのか、何の駒なのかイメージしてみてください。今は「このあたりでこの駒が動いた」くらいのイメージでいいです。

初期局面

%e5%88%9d%e6%9c%9f%e5%b1%80%e9%9d%a2

 

▲7六歩

76%e6%ad%a9

 

△3四歩

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どうでしょうか棋譜を読むこと、イメージすることはできましたか。

 

まとめ

将棋の基本のキに当たる符号や棋譜の読み方について説明しました。

これを参考に将棋を楽しみましょう。

管理人なりの説明になり、いろいろと間違っているところもあるかもしれませんが、お問合せ等からご指摘いただければと思います。

 

参考将棋のルールを覚えた初心者が最初に覚えべき将棋のコツ
参考【2021年版】将棋初心者が初段へ強くなる4つの方法&上達のコツ 

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