[chat face=”syosinnsya.jpg” name=”ひよっこ” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]あーお金をかけずに将棋強くなる方法ってないかなぁ。[/chat]
[chat face=”hachimitu.jpg” name=”ハチミツ” align=”right” border=”green” bg=”green” style=”maru”]あはは、将棋を始めたばかりの時ってそう思うよね。
私もはじめは将棋本に1,000円〜1,500円もかけるのがバカらしくて無料のアプリを探したものですよ。[/chat]
[chat face=”syosinnsya.jpg” name=”ひよっこ” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]へぇーそうなんだ!じゃ無料でもおすすめの3手詰のアプリってないの?[/chat]
[chat face=”hachimitu.jpg” name=”ハチミツ” align=”right” border=”green” bg=”green” style=”maru”]あるある!そんな君におすすめなのが、『市原誠の詰将棋2』だよ!
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将棋を強くなるにはどうやら詰将棋が良いらしいと聞いて詰将棋をはじめようとする人もおおいでしょう。本当に将棋をはじめたばかりの人におすすめのアプリは『詰将棋ライト』ですが、1手詰ができるようになってもうそうそう3手詰がやりたいなと思っているあなた!
そんなあなたにおすすめなのが今回紹介する詰将棋アプリの『市原誠の詰将棋2』だよ。なんで詰将棋2なの?と疑問に思ったあなたは鋭いですね。
なんと『市原誠の詰将棋』は5手詰なのです笑
まずは3手詰問題集となっている『市原誠の詰将棋2』がおすすめですよ。
今回は『市原誠の詰将棋2』がどんな問題集になっているのかを紹介していきますね。
市原誠の詰将棋2ってどんな問題集なの?
市原誠さんはアマチュアで詰将棋作家として活躍している方です。このアプリの中のプロフィールにも記載がありますが、市原さんはうまれがオランダらしいです。異国の地で生まれ現在では詰将棋で将棋普及に活躍しているってなんだかすごいですね。
さて、問題の『市原誠の詰将棋2』の概要は以下のようになっています。
[box05 title=”『市原誠の詰将棋2』の概要”]
問題数:50問
難易度:1手詰が解ける、大駒の使い方がわからない
解説:丁寧、初心者がやりがちな手も解説が厚い
詰み筋:大駒を使った捨て駒中心、50問中49問が大駒絡み[/box05]
『市原誠の詰将棋2』のいいところは?使用感はどうなの?
ご覧のとおりトップ画面から設定画面まで華やかなグラフィックで将棋アプリにありがちな地味な感じではありません。
トップ画面も以下のように綺麗ですよ。
また、チュートリアルも丁寧で矢印が表示されたり、解説も丁寧なので迷うことなく始めることができます。
問題数はアプリの中では少ない方で、50問となっています。
しかしそれに余りあるほどのグラフィックの綺麗さと解説の丁寧さが売りですね。
詰将棋パラダイスのアプリ管理人が当アプリの作成を手伝っているためか、ものすごくグラフィックが綺麗で、正解の時の演出、間違ったときの対応方法や逃げ方などがわかりやすく表示されます。
下手なアプリだとやり気がでませんが、綺麗な映像が表示されるだけでやる気がでますよね。あれ?わたしだけ?
問題の内容はほぼ大駒が絡んでくる問題ばかりです。
そのため、小駒の使い方や基本的な3手詰の詰み筋を勉強したいという方にはオススメできないアプリです。
大駒をばっさりと切り落として相手の玉を
詰み筋に誘導する問題や、大駒の利きを活かした詰み筋などを勉強するのにはぴったりなアプリです。
将棋初心者にありがちな、飛車角を玉より可愛がってしまうという方には特におすすめとなります。
市原誠の詰将棋2のここが少し気になる点は?
解説は丁寧なものの合駒での対応がいまいちです。将棋初心者って意外と合駒でどうやったら詰むの?というものが多いと思います。
一間飛車の筋は基本的な詰み筋なのか解説されていません。
市原誠 詰将棋2』の3問目より
この問題は3手詰なので簡単な方ですが問題の難易度は置いておいて正解手の1手目は▲3三竜
と移動させる手です。ざっと詰み筋を見ると以下のようになります。
▲3三竜、△同歩、▲2三金まで
実際アプリではコンピュータが作者の作意である▲3三竜に対して、△同歩の変化しか表示されません。
しかし、ここで問題となるのがすべての詰み筋を確認できていないということです。
たとえば、▲3三竜に対して、後手が△2三合駒とした場合はどうでしょうか。
これに対しては、▲2四金までの詰みになりますが、将棋初心者の方々は慣れておらず、すべての変化を読む練習にはなりづらいのではないでしょうか?
あ、ちなみに上の問題の詰み筋は▲3三竜、△同歩、▲2三金です。アプリで確認するか盤に並べて確認してみましょう。
また、問題の難易度が表示されていませんので詰将棋本に慣れている人は少し解きにくいと感じるかもしれません。
作者が意図的に難易度順にしていないようなのですが、いきなり難易度が上がったり下がったりするので『あれ?解けないな』『うん?すげー簡単!』となります。
全体的な難易度はそこまで高くないので気にならないかもしれませんが。
あと、作者のつけた題名がけっこうヒントになっていたり、解けてやっと意味がわかったり別の楽しみ方もできるかもしれません。
どのくらいの難易度が実際にみてみる
初段と初心者とでは問題の難易度の感じ方も違うので実際に数問問題図を見てみましょう。
先ほどもいったとおりで大駒を活用する問題がほとんどです。以下のようなダイナミックに大駒を使うものが多いです。初心者はなかなか大駒を捨てるのが怖いですよね。問題はしっかりと自分の頭で考えてから回答を見ましょう。1分考えてわからなければ解答をみてオッケーです。
上図では▲2一竜の竜捨てが決めてになります。取る手は▲3二金で詰み、△1三玉と逃げる手は▲2四竜と歩を取って駒余りの詰みになります。ちなみに詰将棋では駒が余らないで使い切るのが基本的なルールです。
解説も以下のようにとても丁寧ですよ。
他にも難易度がけっこう高いものがあるので見ていきましょう。
こちらは自力でアプリ内で解いてみましょう。
詰将棋の難易度は変化が多ければ多いほど難しくなります。下手に手数が長いからといって難しさではないと思っています。まぁ1手詰と7手詰じゃ難易度は全然違いますけどね(笑)
まとめ
さて、今回は将棋初心者や、1手詰が解ける人におすすめの詰将棋アプリの『市原誠 詰将棋2』を紹介させてもらいました。
正直、上でみた問題をみても3分5分とわからなかったという方はまず、『詰将棋ライト』という1手詰問題から解いていくことが最速の上達方法です。
野球でいえば150kmの球をいきなり打つのではなく、80kmの球から打っていくのが、徐々に上達していくコツですよね。将棋も同じでいきなり背伸びをしても無駄に時間を浪費するだけになります。
まずは自分の背丈にあった問題を解いてどんどん強くなっていきましょう。
1手詰の問題集としては『詰将棋ライト』や『1手詰ハンドブック』がおすすめですよ。
一手詰が完璧という人は『詰将棋ライト』の3手詰や、浦野先生の『3手詰ハンドブック』または森先生の『詰将棋一丁目三番地』で3手詰にチャレンジしてはどうでしょうか。
将棋の上達の近道は3手詰が解けるようになることです。3手詰を解く意味は詰みの力をのばすためでなく、3手の読みを鍛えるためです。
1手詰、3手詰と手数を伸ばせればあなたの読みの見え方が大きく変わっているはずですよ。
コメント
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[…] シリーズ2作目の『市原誠の詰将棋2』は3手詰オンリー、シリーズ3作目の『市原誠の詰将棋3』は5手詰オンリーです。 […]