MENU

初心者向け!三間飛車定跡まとめ!トマホーク&かなけんシステム含みで急戦も穴熊対策もしてみた件!

当ページのリンクには広告が含まれています。

[st-kaiwa1]将棋初心者はまず得意戦法を作るように言われることが多いけどはじめにどの戦法を使ったらいいのやら・・・。[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa5]はじめの戦法選びってかなり重要だよね。それに右も左もわからないからこそ余計悩むのは仕方ないことかもしれないね。[/st-kaiwa5]

[st-kaiwa1]だったら、管理人は何がおすすめなのさ!?[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa5]当ブログの管理人はもちろん、三間飛車をおすすめするよ![/st-kaiwa5]

[st-kaiwa5]四間飛車や中飛車から始めるべきって言われることが多いけど、棒銀や右四間飛車に悩まされる展開が少なくないよね?

だからこそ、急戦作戦に強い三間飛車でまずしっかり受け止める訓練をしよう!

持久戦の左美濃や穴熊に対しては端攻めや玉頭攻めで攻め倒す感覚を身につけられて初心者が身につけるべきエッセンスがたっぷりあるよ![/st-kaiwa5]

[st-kaiwa1]へぇーそんなこといって結局解説途中で終わっちゃうパターンでしょ?[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa5]うぐっ!!そうならないように定期的に三間飛車の講座を進めていくからしっかり身につけて初段まで上達しちゃおう![/st-kaiwa5]

Q1
三間飛車で知りたい定跡は急戦?持久戦?

三間飛車とは〜特徴、囲い、魅力とは〜

振り飛車戦法の一つで、文字通り左から三番目に飛車を振ることから三間飛車と呼ばれています。

三間飛車の特徴としては、まず急戦に対する反発力があるという点です。

振り飛車に限らず将棋をする限り早めに仕掛けられる急戦策には悩まされるもの。

特に一直線に攻めてくる棒銀戦法や、一点突破の右四間飛車に悩まされている人も多いのではないでしょうか?

四間飛車に比べると、居飛車側の急戦策の定跡が固まっておらず、三間飛車側が研究すればするだけ有利になるのも三間飛車の魅力でもあります。

また、振り飛車党お得意の美濃囲いで簡単に囲えますし、穴熊も見据えて戦うことも可能です。

四間飛車に比べて捌きの感覚も軽いので軽快な攻めを目指したい人や、研究されまくった四間飛車やゴキゲン中飛車などの環境でなく、研究すればするほど自分が有利になる自分の土俵で戦いたい人におすすめの戦法です。

目次

今回解説する定跡の概要と目指す形

今回紹介する三間飛車の定跡は管理人が愛用する三間飛車の定跡となります。

以下のように三間飛車側が5筋の歩を突かない形を主に解説していますので、5筋を突いて捌いていくコーヤン流や真部流といった穴熊対策、急戦作戦を考えている人にはおすすめできません。

前提としては最近流行している対穴熊対策のトマホーク戦法やかなけんシステムをベースに戦うことを考えている三間飛車の定跡解説となります。

そのため三間飛車藤井システムについては説明を割愛していますので、悪しからず。

先手三間飛車vs後手居飛車の定跡〜初手から急戦、持久戦分岐まで〜

初手より順番に確認していきましょう。初心者や級位者にもわかるように簡単な部分も解説していきます。

▲7六歩△8四歩▲7八飛

まず、先手番でも後手番でも三間飛車を目指すのなら角道を開ける▲7六歩or△3四歩が第一歩となります。

この初手からの解説は以前紹介した『三間飛車の定跡を解説』に詳しく載っているので参考にしで下さい。

後手は△8四歩と居飛車を明示してきました。その他には△3四歩と角道を開けるのも普通で、後々以下の変化に合流しますが、別の将棋になる可能性もあります。

というのも角道を通し合うと角交換になるのを防ぐため先手は▲6六歩とします。そこで後手から△3五歩と3筋の歩を突かれて後手が三間飛車をする展開の相振り飛車の戦型になります。

先手番のときには避けられない形なので、今後別の記事で解説する予定とします。

※ちなみに使用している棋譜ソフトはiPhoneやそのほかスマホでも使用できる『将棋ノート』というアプリです。局面画像の保存から棋譜作成ができ、同じアプリ内で棋譜の共有までできます。おすすめですよ。脇道に逸れましたが為になる情報はその都度紹介させて下さいね^_^

詳しくは『将棋アプリの将棋ノートで棋譜管理をしてみた

△8五歩▲7七角

後手の居飛車は三間飛車に振ってきたのをみて、飛車をすかさず伸ばします。当然飛車の歩を交換されると不利になるので角で飛車先をしっかりと受けます。

仮に後手からの飛車先の歩の交換を受けないで、▲6八銀とすると、以下△8六歩、▲同歩、△同飛となります。

8七の地点に利きがないため、次に後手からの飛車成と竜を作られる手が受けれません。序盤の一手一手には意味がたくさん含まれているのでしっかりと指し手の意味を理解して指せると初心者から中級者への上達が加速しますよ!!

角で飛車先を受けた手に戻ります。

△3四歩▲6六歩

後手が△3四歩としたので、角交換されると困るので角交換を防ぐ▲6六歩が当然の一手です。

もし、角交換を塞がずに指すと後手から角交換を挑まれて△4五角とされて△6七角成と△2七角成を受けることができません。

一方的に大駒である馬を作られる展開は避けたいですよね?

再掲載図

△6二銀▲6八銀△4二玉▲4八玉

銀には銀を、玉には玉をと陣形の整備を行います。ちなみに、銀を動かす手は攻め駒の活用です。

居飛車としては、△6二銀とすることで、5筋〜7筋で銀を進出させることができます。居飛車が棒銀を目指すなら△7二銀とする手もありますが、△8三銀〜△8四銀とする棒銀のみの攻めで攻めの幅が狭く、尚且つ急戦に強い三間飛車には得策とは言えません。

それでも後手居飛車が一直線に棒銀を狙ってくる形は少なくありませんので別記事『先手三間飛車vs後手一直線棒銀の定跡まとめ』を参考にいなしましょう。

△3二玉▲3八銀(テーマ図)

先手は振り飛車党ご愛用の美濃囲いを目指します。

後手の居飛車は、上図より船囲い、エルモ囲いの急戦形、左美濃、穴熊、トーチカ囲いと持久戦形の将棋にするのか選ぶこととなります。

居飛車の主な3つの急戦作戦とは

ちなみに急戦であれば左右の両銀を活用する形を目指すことが多いので、銀が活用しやすいように△5四歩や△4二銀などが考えられます。

また少し形は違うものの、後手から早めに△6四歩〜6五歩と無理矢理角交換を狙う戦法などもあります。

[box05 title=”6つの急戦作戦”]

  • 一直線原始棒銀
  • 右四間飛車
  • △5四歩〜△6四歩〜△7四歩(手順前後あり)〜△7三桂からの角交換型の急戦策
  • △7五歩早仕掛け
  • 後手三間飛車vs▲4五歩仕掛け
  • △5四歩〜△6四歩〜△7四歩(手順前後あり)〜△5三銀とする本格的な仕掛け

[/box05]

主に上記の3つの仕掛けがあります。どれも難しいところはありますが、三間飛車も互角以上に戦える変化も多く、船囲いより美濃囲いが固く実戦的には三間飛車の方が勝ちやすい印象です。

居飛車の主な3つの持久戦作戦とは

再掲載図

ちなみに急戦を狙わずに美濃囲いよりも堅い囲いを作って仕掛けてくる持久戦策には、以下の3つがあります。

[box05 title=”3つの持久戦作戦”]

  • △3三角〜△2二玉と一直線に穴熊を目指す5筋不突き型穴熊
  • △5四歩と様子をみてから囲いにいく5筋突き型穴熊
  • 升田式美濃から進展させていく銀冠穴熊

[/box05]

三間飛車が苦しめられてきた穴熊戦法ですが、最近はいろんな対策が出てきています。

たとえば5筋不突き型穴熊に対しては端から桂馬を跳ねて角の睨みで攻めつぶすトマホーク戦法があります。

またトマホークを嫌って5筋の歩を突いて様子を見て穴熊に組んでいく作戦に対しては7筋から棒銀を狙うかなけんシステムや玉頭銀を狙いにしつつ石田流を目指す下町流三間飛車などとさまざまな対策があります。

最近出てきた銀冠穴熊に対しては明確な指し方はありませんが、三間飛車から2筋へ飛車を振り直し棒銀を狙う指し方などが有効であると感じています。

いずれにしても三間飛車は対抗形になれば自分の想定局面に誘導しやすく、自分の土俵で戦いやすいです。経験があればあるだけ有利に指し進めることができますよ!!

まとめ

さて、今回は三間飛車の序盤定跡を解説してきました。ここから急戦、持久戦と各種の戦法に対して詳しく枝分かれして解説していく予定です。

もし、初心者で右も左もわからないという人は順番に指し手を覚えていきましょう。

また、たとえば右四間飛車に悩まされているという人は右四間の定跡講座を、5筋不突き型穴熊に悩まされているひとはトマホークの解説ページを、、、と自分の気になる戦法から身につけていくのもいいでしょう。

ノーマル三間飛車の世界へようこそ!みんなでどんどん上達していきましょうね!!

Q1
三間飛車で知りたい定跡は急戦?持久戦?
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次