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将棋初心者は先手後手で指し手や戦法を決めておき定跡勉強範囲を少なくする!

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将棋初心者の皆さんお待たせしました。また、管理人がやってきましたよ。

初心者の皆さんって勉強をどこからやったらいいのかとか、結局一つの戦法を覚えてもその定跡の通りに進まなかったり、序盤の数手で別の展開になったりと困ることってありませんか。

当の管理人も、将棋をはじめた当初は、四間飛車を使っていましたが、自分が本で勉強した展開にならずに困ったものです。

そして、そもそものところ、将棋の定跡の本には先手で解説してあるのに、後手のときどうすればよいのかわからいってことがざらにありました。これを読んで縦にブンブン顔を振っている人もたくさんいることでしょう。

 

 

では、そんな困った管理人はどうしたか。今回は序盤の数手の考え方について記事にしてみました。

これを参考に自分の最序盤での指し手を考えるきっかけにしてみてくださいね。

 

 

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目次

将棋初心者の管理人が序盤の数手をどうしたか。

さて、将棋初心者の頃管理人は、四間飛車を使っていたというのは先ほども触れました。

では、管理人はどうしたかです。気になりますよね。え?あんま気にならない!!??そんなこと言わずに読んでいってね。

そんなこまった初心者管理人は序盤の数手の指し手を決めてしまうことにしました。

序盤であれば差はつきにくいうえにある程度は指し手が限定されています。

将棋は自由といえども序盤から長考していては切りがありません。ある程度級位や段位が上がるまでは独自路線を行くよりもまず将棋の3手の読みや詰み等を覚えるほうが上達の助けになるのは間違いありません。

 

序盤の勉強はどこまで必要か。どうされたら勉強が無に帰すか

そもそも将棋初心者の頃の管理人は、四間飛車を指しこなす本という藤井猛先生(通称:てんてー)の名著である四間飛車を指しこなす本という本を買い、勉強していました。

将棋のルールはある程度知っていましたが、符号の読み方や将棋用語の意味が分からず、苦戦したのを覚えています。

この本も当然ですが、四間飛車側が先手、居飛車側が後手の展開の定跡が解説してあります。

しかし、将棋というゲームは、先手だけを持ち続けてするゲームではありません。道場(管理人は行ったことないw)やオンライン対戦では、後手を持たされることは必ずあります。確立にして2分の1です(笑)

後で解説しますが、もし自分が後手を持ち、先手が初手に▲7八飛車等の飛車を振ってきた場合や3手目で▲7五歩等と指されると一気に勉強は無に帰するのです。

2017-07-24a

2017-07-23t

 

序盤早々に研究を外されるわけです。・・・これ以上に困ることは将棋においてないでしょう。・・・異常に棋力の離れた相手とマッチングされるのは困りますけど。

 

このように将棋の定跡書というのは将棋が上達するうえで必要なことは間違いありませんが、定跡からかけ離れた局面に誘導されると役に立ちにくいものなのです。

 

管理人がどのように対処したか。

先から何度もいっていますが、結論からいうと、序盤の指し手はある程度決めておけば困ることはありません。

初手の代表としては以下の▲7六歩です。自分が先手を持つのであればはじめから指し手を決めておけば時間を無駄に失わずに済むというものです。

 

▲7六歩

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振り飛車をさすのであれば間違いなくこの一手といったところでしょう。

居飛車を持つ場合でも▲7六歩は普通の一手です。

 

このように初手を決めておけば勉強の量を減らすことが可能です。初手7六歩とするのであれば、相掛かりの定跡は勉強する意味があまりありませんよね。

 

初手だけでは勉強量は減らせません。さらに減らすには、相手の指し手によって自分の指し手をあらかじめきめておくべきです。

つまりここでは初手▲7六歩に対して、後手が何を指すかによって指す手を決めておけばいいのです。

後手の指し手んお候補としてはいくつかありますが、後手は△3四歩や△8四歩が代表格でしょうか。

 

△3四歩

2017-07-23b

△8四歩

2017-07-23f

 

△3四歩であれば、後手は居飛車なのか、振り飛車なのか判明していません。また角道が直通になり角交換がいつでもできる局面でもあるため緊張感のでる局面でもあります。

 

逆に△8四歩は、後手が居飛車を指しますよと明言した一手でもあります。後手は飛車先の歩を交換すべく、歩を伸ばしているので後手にすんなりと飛車先の歩を交換されないように備える必要が出てきます。

 

当然ですが、一手違うだけで、自分の方針や、相手の方針は全く違ったものになります。方針が違うので勉強量が多くなるように思いますが、ここでも自分の指し手を決めておけば勉強量を減らすことができます。

 

△3四歩に対して3手目▲6六歩

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△8四歩に対して▲7八飛車

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このように相手の指し手によって自分の指し手を決めておくことによって余計な勉強をせずに済みます。

 

  この考え方で管理人は勉強方法を減らしていきました。

また、振り飛車の方がある程度戦型を絞ることができます。居飛車の場合には、相居飛車系の将棋に加えて、各種振り飛車対策等の勉強が必要となり、勉強量を減らすどころの騒ぎではなくなる傾向にあります。

 

まぁ振り飛車にしたら振り飛車にしたらで相振り飛車系の将棋になることもあるので、どちらがいいかというところですね。

 

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まとめ

今回は序盤での指し手を決めておくことで序盤の勉強量を減らすことができることを確認しました。

今回は自分が先手の時の指し手、相手の後手が2手目に指した手に対しての3手目を考えてみましたが、これを5手目、7手目と広げていくことで勉強量を減らすことができます。

管理人のおすすめの戦法としては中飛車、四間飛車、三間飛車といった振り飛車がいいと思います。乱戦にもなりにくい戦型なので定跡どおりに進むことが多いです。

最後になりますが、序盤では差がつきにくいと言いましたが、序盤での定跡の知識は将棋を有利に進める上では必須です。戦型を絞ること、指し手を絞ることでその定跡に対しての知識も蓄積していくので、結果的に序盤を有利に進めることができます。序盤での指し手はある程度決めておくことで勉強量を減らすことに加えて、将棋を有利に進めることにもつながるという一石二鳥なのです。

これを機に序盤の数手の指し手を固定して勉強してみてどうでしょうか。

では次回もお楽しみに!!

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