将棋プロ棋士三浦弘行九段が将棋ソフトを使用疑惑!三浦九段の実力等まとめ

      2016/11/24

将棋界はいま大きく揺れています。原因は皆さんご存じのとおりですが、将棋のプロ棋士が対局中に将棋ソフトを使用して勝利を収めたのではないかということです。今日はこの件について自分なりに考察してみました。



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将棋ソフトとは

将棋ソフトと取りただされていますが、そもそも将棋ソフトについてあまりしらない人もいると思いますのでまずは将棋ソフトから説明していきます。
将棋ソフトは簡単にいうとコンピュータに将棋を指させるソフトのことをいいます。
数10年前までは将棋を覚えたばかりの小学生にも簡単に負けてしまうような将棋ソフトしかありませんでした。近年急激な成長を遂げています。将棋を指すことを仕事としているプロ棋士にも負けるとも劣らない実力となってきているのです。

 

将棋ソフトとプロ棋士が闘う棋戦も

将棋ソフトとプロ棋士が闘う棋戦としては電王戦や叡王戦があります。
また、このプロ棋士と対局するというタイトル戦での将棋ソフトとプロ棋士の対戦成績は、将棋ソフトが勝ち越すという結果になっています。

 

三浦先生は電王戦で将棋ソフトに負けている

2013年に行われた将棋ソフトとプロ棋士が5番勝負をする電王戦では、三浦先生が人間側の「大将」として、将棋ソフト「GPS将棋」と闘っていますが、完敗しています。ちなみにこのときの5番勝負の結果は将棋ソフト側が3勝1敗1引き分けとなっており、将棋ソフトの強さが露呈した結果でした。

 



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三浦先生の実力は

三浦先生は、将棋界で最高峰にあたる「九段」の段位を取得しており、将棋のプロ棋士約170人のうち10人しか入れないA級棋士でもあります。要するにものすごく強いということです。
20年ほど前に七冠王として当時絶対的な強さを保持していた(今もか)羽生善治先生から「棋聖」というタイトルを当時22歳という若さで奪取した程の実力者です。
矢倉という戦法の一変化の「脇システム」では、独自の研究を駆使して、高い勝率も保持しています。

 

疑惑の事件について

平成28年7月26日に行われた第29期竜王戦決勝トーナメント先手久保利明九段 VS 後手三浦弘行九段にて指された「6七歩成」が一番はじめに将棋ソフトの使用が疑われた手といわれています。

※図は先後反転してあります。

 

この対局ではこの「6七歩成」という手が指されるまで久保先生の方が有利といわれていました。しかし、この手を境に形勢が揺れ動き、徐々に三浦先生に形勢が傾き、そのまま三浦先生が押し切り勝利を収めています。
この手は将棋のプロ棋士といえども、一度考えて危ない変化が多すぎるため、指すのをやめる手です。図を見てもらえればわかると思いますが、相手の王様はいろんな駒に囲われていますが、三浦先生の王様はなんの駒もなく、スカスカです。この局面で攻めの手をさせるプロ棋士はほとんどいないでしょう。そう思われる局面で迷わずに踏み込んでくるあたりが疑いをかけられた要因でもあります。

プロ棋士の声

奇抜な格好や発言で将棋界を盛り上げている橋本八段は三浦九段を1億%黒」と発言しています。
また、7月26日に三浦先生と対局した久保先生も、対局後に将棋ソフトを使っているのではと将棋連盟に掛け合っていたようです。
また、竜王のタイトル保持者である渡辺明先生は「疑念のある棋士とは対局しない。対局放棄で竜王を剥奪されても構わない。」とまで発言しています。
羽生先生は慎重な姿勢を示しており、「白の証明も黒の証明も難しい」と発言しており、「疑わしきは罰せずが大原則」と妻のツイッターを経由してコメントを発表しています。

 

白にしては重すぎるし、黒にしては軽すぎる処分

もし将棋ソフトを使用していないのなら、自分が勝ち上がって獲得した竜王への挑戦権を剥奪され、さらに年内の棋戦への参加する権利を没収されたことになります。
事実上、収入源が絶たれる形になります=プチリストラ状態です。

もし将棋ソフトを使用したのならば、将棋ファン、将棋関係者、スポンサーである関係機関への裏切り行為です。自分で考え抜いて指した手ではなく、将棋ソフトが考えた手で勝ち抜いてきたことになります。そのような行為をしてきたのであれば、プロ棋士としての資格を剥奪する等の処分が必要になってくるのでは?と疑問に感じてしまいます。

どちらにしても現段階では中途半端な処分と管理人は感じてしまいます。

 

将棋や囲碁などの完全情報型ゲームの宿命?

この事件がきっかけで将棋ソフトをいつでも使える状況を考え直する機会となりました。
今は国家試験やセンター試験をはじめとするテストには電子機器の持ち込みは禁止されいます。ましてや、完全情報型ゲームの将棋に対して電子機器の規制がなされていないのは不思議でなりません。
将棋のプロ棋士である以上自分の頭で汗をかいて指し手を決めるのが当然と思います。

まぁ正直将棋の研究に将棋ソフトを使うことと、対局で将棋ソフトを使うのに何の違いがあるのかと言われると考えてしまいますが。

少なくとも、対局中は自分と相手二人だけの戦いです。そこに第三者である人が口を出すことは禁忌とされています。プロ棋士が将棋ソフトに助言をもらうことと第三者が対局に口出しすることになんの違いがあるのでしょうか。

まとめ

今の将棋界は「3月のライオン」のアニメ化・実写映画化。「聖の青春」の映画化。中学生棋士の誕生と盛り上がっています。
この一件で将棋界の盛り上がりが冷めないことを祈るばかりです。

三浦先生が白か黒かは管理人レベルの棋力ではわかりませんが、将棋ソフトの著しい成長を受けて、将棋盤の裏になぜ血だまりがあるのか。この意味を考えなくてはいけない段階に来ているのでしょう。

 

 



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